OpenFOAMのケースを作る

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ファイル構造

constantディレクトリ

ケースにおける物理定数の設定。

polyMesh/blockMeshDict

メッシュ及び境界条件の設定。

transportProperties

物理定数を設定する。

icoFoamを用いるケースでは動粘度のみが設定すべき定数となっている。

物理定数を設定する書式は次のようになっている:

<変数名>              <変数名> [ <次元> ] 値;

tutorialのcavityケースの場合は次のようになっている:

nu              nu [ 0 2 -1 0 0 0 0 ] 0.01;

systemディレクトリ

systemディレクトリには少なくとも以下の3つのファイルが含まれている必要がある:

controlDict

ケースに用いるソルバー、開始・終了時間、タイムステップ、データ出力設定を含む制御パラメータ。

タイムステップ間の正確さ及び数値の安定性のために、タイムステップ(deltaT)はCourant numberが1未満になることが必要である:

fvSchemes

実行時に用いられる離散化スキームの選択。

fvSolution

実行時に用いられるソルバ、トレランス、及びその他アルゴリズム制御の選択。

例えば、cavityケースの場合、ソルバの変数pを求めるのにPCG(Preconditioned Conjugate Gradient, 前処理付き共役勾配法)で行うように設定している。

'time'ディレクトリ群

時刻ごとの場のデータ。時間の値のフォルダ名を取る。 実行前に初期状態のフォルダを作る必要がある。一般には開始時刻はなので、0または0.000000e+00というフォルダ名で初期状態を設定しておく。